生成AI、使ってみた!

てんちょ-の時事放談 つれづれなるままに
てんちょ-時事放談

 話題の生成AIを使ってみた。
Gemini(Google)Copilot(Microsoft)deepseek(High-Flyer)の3つだ。
せっかくなので2025年2月7日段階での感想を書いておきたい。
ただアクセス集中時間帯や、質問内容で状況は変わり得ることだし、生成AI分野は日々進歩・更新される分野だから、ご自身でも試されることをオススメしたい。また無料版でのみの感想なので悪しからず。

 一番好印象だったのはGoogleの『Gemini』
知らない間にスマホで使えるようになっていた。日本語を話すだけで対応してくれるし、ほぼ誤りのない回答が返ってきた。内容も詳しく、2~3日経過してから、同じ質問をするとより詳しい回答にバージョンUPされていた。
正直、「スゲエ!!!」と思って、家族や年配のお客さん、取引先のおじさんなんかと試していた。
ただスマホなので、表を作ったり、文章を推敲してもらいにくく、近いうちにPCでも試してみようと思っている。

 Microsoftの『Copilot』は、現段階では期待外れの印象がある。
まず正答率が低い。明らかに間違いの回答をしてくることも多い。もっと不満なことは2~3日経過後に同じ質問をすると、量的にも内容的にも前回よりレベルの低い回答しか返さなくなった。有料版との差を明確にした可能性もあるが、このレベルだと有料版を切り替える勇気は出ない。墜落しちゃいそうだ。
ご存じのとおり現在のMicrosoftは、WordやExcell、PowerPoなどのサブスク収入もけっこう基盤となっている。これらのofficeソフトとCopilotを強く連携させることで、顧客の満足度を高める計画だと思うが、現状では、有料版にしても「上手くいかん可能性もあるな」と感じた。原稿の推敲も試そうとしたが、コピペさえできなかった(これについては別の原因がある可能性もある)。Microsoftさんは好きな会社なので期待はしています。

 最後に今話題の中国の『deepseek』だが、これについてはテレビの報道に???と思わされた。
まず遅い! 30秒ぐらいで回答が出た場合もあったが、高確率で待たされた挙句『混雑している』と中国語で表示される。ワイドショーがあれだけスゴイ!スゴイ!と騒ぎ立てていたので、サーバーがパンク気味だったのかもしれない。
あと英語とたぶん中国語はよく理解しているだろうが、日本語には難があるかもしれない。ほとんどが時間切れだったので、???の部分が多いのだが、日本語で質問していいかを尋ねた上で、いくつか質問したが、回答は1回も返ってこなかった。もちろん尖閣諸島や習近平さん、中国の政治体制に関する質問はもともとしていない。

 コロナ以降気になっていたが、テレビの情報というのはどういう基準で選別されているのだろうか?
果たしてディレクターは自分で確認は取っているのだろうか?
もともと報道部とバラエティ部は別れており、ワイドショーは報道ではなくバラエティだと聞いたことがある。ニュースの映像も明らかに使いまわしが多い。これは経費問題もあるし、同じ内容なんだし理解できるが、自分の番組で流す以上、ディレクターやプロデューサーはきちんと『大丈夫!流そう』と判断しているのだろうか?
私が使わせて戴いた範囲では、昨日時点でのdeepseekは「安かろう・悪かろう」の範囲内に感じたのだが・・・。

まぁまぁ・・・deepseekは1回だけ使っただけだし、無料版だし、たぶんこれからだし・・・。
それよりも兵庫知事の案件と云い、テレビの情報の正確性に日毎、不安が積重なる方がちょっと怖い気がする。

この記事を書いた後、deepseekについて、いろいろな資料を見てみました。
残念ながら私のパソコンではそれほど改善していないのですが、評価は上々のようです。
私や私のパソコンの能力が低い可能性が高いです。ごめんなさい。
一度ご自分で試してみてください。