宮沢賢治の童話や詩集の朗読CDを紹介＆通信販売。紙芝居やアニメ、歌のCDも掲載。
理想郷イーハトーヴォを舞台に多くの童話を遺した宮沢賢治。その童話を読めば、命への病的なまでの愛情と優しさを感じることができる。当時の岩手県は津波と地震、毎年の冷害で疲弊し、貧困に喘いでいた。裕福な家に生まれ、身体が弱かった賢治は自らの境遇を申し訳なく感じていたようだ。その気持ちが他者への贖罪や自己犠牲へと変わり、声なき命を感じとる交感力へと繋がっていった。賢治の童話がどこか哲学的で幻想的なのはそんな理由からかもしれない。宮沢賢治の世界をぜひお楽しみください。
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| 宮沢賢治 童話/詩集 朗読 | |
|---|---|
 お国言葉で聴く宮沢賢治の世界（ＣＤ６枚組／送料サービス） プレゼントや贈りものに一押しの宮沢賢治朗読CD集。 |
15,685円 |
 宮沢賢治童話AUDIO-DRAMA全集市原悦子、高橋惠子、西田敏行ほか （ＣＤ３枚組） 宮沢賢治の童話をラジオドラマ仕立ての朗読劇で収録。市原悦子や西田敏行が水先案内人として、宮沢賢治の世界への導入役を務めます。 |
9,000円 |
| 民族楽器の音色と朗読で味わう 宮沢賢治童話集（ＣＤ３枚組） |
6,600円 |
| 宮沢賢治童話朗読集Ａ 注文の多い料理店、なめとこ山の熊、 どんぐりと山猫、カイロ団長（ＣＤ２枚組） |
4,400円 |
| 宮沢賢治・童話＆短編小説朗読集 月夜の電信柱・イギリス海岸・山男の四月など （ＣＤ４枚組／送料サービス） |
6,600円 |
| 【朗読】宮沢賢治・童話 風の又三郎、セロ弾きのゴーシュ、 よだかの星（ＣＤ３枚組） |
5,940円 |
| 宮沢賢治 『グスコーブドリの伝記』 熊倉一雄（ＣＤ２枚組） |
3,300円 |
 銀河鉄道の夜（完全盤）朗読・岸田今日子（ＣＤ２枚組） 宮沢賢治の名作『銀河鉄道の夜』の完全朗読ＣＤ。宮沢賢治の後期代表作であり、幻想的でファンタジーな世界を味わわせてくれる傑作を、名女優・岸田今日子さんの朗読でお楽しみください。全160分。 |
3,300円 |
| 【朗読】銀河鉄道の夜 全編（ＣＤ３枚組） |
3,300円 |
| 【朗読】セロ弾きのゴーシュ 短編童話４編（ＣＤ３枚組） 宮沢賢治の風刺童話の典型、『ツェねずみ』と『クンねずみ』がオススメ。ねずみは人間界にもよくいる困ったチャンだ。事あるごとに自分は弱者だとアピールし、『償ってください、償ってください』と連呼するツェねずみ。自分は物知りだとふんぞり返り、加えて嫉妬深いクンねずみ。２匹は次第に孤立し、不幸になっていく。人間の悲しい性をブラックジョーク的に物語にした大人の童話です。 |
3,300円 |
| 宮沢賢治 短編童話・小話集 雁の童子, ガドルフの百合, よく利く薬とえらい薬 など（ＣＤ３枚組） |
3,300円 |
| 風の又三郎 全編 風野又三郎（ＣＤ４枚組） |
3,300円 |
| 宮沢賢治 『風の又三郎』 市原悦子（ＣＤ２枚組） |
3,300円 |
| 宮沢賢治童話AUDIO-DRAMA よだかの星、注文の多い料理店 やまなし ： 市原悦子ほか（ＣＤ） 本ＣＤ収録の『よだかの星』は、女優・市原悦子さんの最後の朗読作品となります。ぜひお聴きください。 |
3,000円 |
| 宮沢賢治童話AUDIO-DRAMA 『双子の星』：高橋惠子ほか（ＣＤ） |
3,000円 |
| 宮沢賢治童話AUDIO-DRAMA 『風の又三郎、虔十公園林』 西田敏行ほか（ＣＤ） |
3,000円 |
| 岩手訛りで味わう宮沢賢治童話, 詩集 （ＣＤ全６巻／分売可能） |
各巻 2,619円 |
| 宮沢賢治 賢治詩集（ＣＤ） | 2,530円 |
| 榎木孝明 朗読 『銀河鉄道の夜』抜粋（ＣＤ） |
2,095円 |
| [詩歌本付] 宮沢賢治 朗読詩集 朗読：真野響子（ＣＤ） |
2,095円 |
| 【朗読】宮沢賢治詩集より 春と修羅、雨ニモマケズほか：上川隆也（ＣＤ） |
1,650円 |
| 宮沢賢治童話を含む朗読CD全集 | |
| 岸田今日子 朗読集『白昼夢』 宮沢賢治・海外童話・日本の童話 など （ＣＤ14枚組／送料サービス） |
27,720円 |
 近代童話作家名作選48 小川未明, 新美南吉, 宮沢賢治, 芥川龍之介, 浜田廣介など （ＣＤ15枚組／送料サービス） |
20,743円 |
| 映像・宮沢賢治の世界 | |
|---|---|
 【藤城清治・影絵劇】銀河鉄道の夜：宮沢賢治 （ＤＶＤ） 「光と影の詩人」と言われるう影絵作家・藤城清治の影絵劇。影絵劇の最高傑作と称される本作がついにＤＶＤ化。全48分収録。 |
3,850円 |
| 【絵物語】 グスコーブドリの伝記（ＤＶＤ） |
3,080円 |
| 琵琶ひき語り・宮沢賢治の世界 | |
| 薩摩琵琶で聴く宮沢賢治：弾き語り 『なめとこ山の熊』＆ 『雨ニモマケズ』（ＤＶＤ） 宮沢賢治童話の奥深くに溢れる生きとし生けるものすべての大きな愛と、人間社会を含む世の中の冷たい節理、避けることのできない現実への悲しみと苦悩を、薩摩琵琶の音色が切々と奏でだす。宮沢賢治だからこその少し苦みの利いたファンタジー・テイストな物語。 |
4,950円 |
| 学習教材 | |
| 近代小説名作ガイド 山月記・武蔵野・銀河鉄道の夜・ 生まれ出づる悩み（ＤＶＤ） |
6,160円 |
| 小学生の音楽劇教材 セロ弾きのゴーシュ （ＣＤ＋冊子等） |
8,543円 |
| 宮沢賢治 子供用書籍 | |
| 小学生の宮沢賢治作品集 （書籍3冊組） |
2,200円 |
| 宮沢賢治 イーハトーヴ歌曲集 | |
 宮沢賢治作詞・イーハトーヴ歌曲集星めぐりの歌、風の又三郎など / 福井敬（ＣＤ） 宮沢賢治が作詞・作曲したイーハトーヴ歌曲集を、テノール歌手・福井敬が歌う。東京オリンピック閉会式でも歌われた『星めぐりの歌』をはじめ宮沢賢治の優しい歌たちをお楽しみください。 |
3,300円 |
農学校教師であった宮沢賢治が農場実習の途中、生徒たちとイギリス海岸こと北上川西岸へ出かけた時の出来事を綴る。
《朗読》不破絵里奈人間と森の共存生活を描いた童話。
《朗読》加藤陽子トノサマガエルから舶来ウィスキーをごちそうになったカエルたち。したたか酔った後で料金を請求され、致し方なくトノサマガエルの元で働くことになる。トノサマガエルを団長に、カイロ団を結成したカエルたちだが･･･。当時の拝金主義、資本主義の急速な台頭に対する警告を、ファンタジックな童話の中に隠した風刺童話。
《朗読》矢崎滋小さな村の分教場に転校してきた高田三郎。はじめは力持ちで知恵も働く三郎に興味を示した子供たちだが、次第に自分たちと異なる考え方や行動をする三郎に違和感を感じはじめる。誰かとはなく三郎が伝説の風の又三郎だと言い始め･･･。
狭い世界から広い世界へ目を向けるとき、人は自分の常識が常識の一つにすぎないことに気づく。子供から大人への脱皮を感じさせる作品。
宮沢賢治の人気童話『風の又三郎』の元となった童話で、大正時代に書かれたとされる。
《朗読》渡部龍朗生家が熱心な真宗門徒であり、後に法華経にも強い影響を受けた宮沢賢治。仏教思想は彼の文学の重要なバックグラウンドになっている。仏教思想の影響が強く見出される西域童話の一作。
大きな黒い石のベゴは、一度も怒ったことがなかった。ほかの石たちや生き物は、そんなベゴをからかって遊ぶのだが・・・。
《朗読》加藤陽子幼いころに父を失い、苦労してイーハトーブ火山局の技師となったグスコーブドリ。ある年、イーハトーブは深刻な冷害に襲われ、気温を上げるためにカルボナード火山島を爆発させることとなるのだが、そのためには技師の誰かが命を犠牲にせねばならず・・・。宮沢賢治が終生のテーマにした「自己犠牲の美しさ」を語った名作。
《朗読》熊倉一雄とにかく人が自分よりものを知っていると悔しいクンねずみ。威張り屋で嫉妬深いクンねずみの身に何が起こったのでしょうか？ 宮沢賢治の作品を読んでいると時折、人間社会、とりわけ社会的地位のある大人の社会を客観的、冷笑的に見た作品に出会うことがある。ブラックユーモアに溢れた諷刺童話の中でも、クンねずみ、ツェねずみ、フゥねずみのねずみ三部作はお奨めです。
《朗読》渡部龍朗頭の回転が鈍いと笑われていた青年、虔十が立ち上げた植林事業。皆は無知無謀と笑いものにしていたが、ほどなく街を襲った流行り病で虔十を含め多くの人が死んでしまった。数十年後、町を巣立ち学者となった少年が戻ってくるが、彼はあるとても大切な真実に気づくのだった…。小手先の知恵を誇る現代社会で見失いがちな大きな智恵に気づかせてくれる物語。
さいかち淵で発破漁をする大人たちを見た親友が、翌日、毒もみを使って魚をとろうと言い出した。ボクは反対するのだが！？
《朗読》加藤陽子『まんが日本昔ばなし』でもアニメ化された東北の座敷わらし伝説。座敷童子にまつわる４編の物語を一作の童話に再構成している。
吹雪から子供を守ろうとする雪童子のお話。
小さな楽団のチェロ奏者ゴーシャはあまり腕がよくなく、団長からは叱られてばかり。次第に卑屈になり、猫をいじめて鬱憤晴らしをする始末だった。そんなある日、動物たちが次々とやってきて、ゴーシャに演奏を依頼。けっこうわがままな要望?に渋々対応していたゴーシャですが、いつしかゴーシャに変化が舞い降ります。
「再生」をテーマにした作品で、小学校や保育園、幼稚園の演劇にも使われます。楽しい作品。
ツェねずみは何か事が起こると「償ってください、償ってください」と騒ぎ立てるので、次第に他のネズミたちからも疎まれ、孤独に陥ります。独りになったツェねずみは、同じく孤独なネズミ取りと仲良くなるのですが･･･。ブラックユーモアたっぷりの諷刺童話。くわばら、くわばら。
《朗読》渡部龍朗ある夜のこと。鉄道線路脇を歩いていた恭一は信じられない光景を目にする。
「どなたか、ポーセがほんたうにどうなつたか、知ってるかたはありませんか…」の名文句で知られる『手紙』。宮沢賢治の一番の理解者でありながらも早逝した妹のトシを思って書かれたという短編。
《朗読》渡部龍朗宮沢賢治の童話のなかでも一際異彩を放つ作品で、自己犠牲や贖罪などの精神とはかけ離れた主人公が登場します。社会的成功者といえど人格的に素晴らしいとは限りないし、善人といえど、欲深いところやケチくさいところ、浮気性なところなど手放しでは褒められない面があります。だから人間は面白い。そう思って読んで戴きたい童話です。
《朗読》渡部龍朗きつねに騙される人間たちのお話。
《朗読》加藤陽子突然、山猫から出頭状を受け、森のどんぐりの裁判に参加することになった一郎。ええかっこしいの判事やお追従ばかりの取巻をよそに、見事なアイディアで事を納めるのですが・・・。宮沢賢治の風刺童話の名作。
熊狩り猟師の小十郎は、熊を仕留めるたびに申し訳なく思っていた。けれど、そんな思いをして得た熊皮と熊肝も足元を見られやすく買い叩かれてしまう。小十郎は猟師の仕事に嫌気がさしていた。そんな折、死を覚悟した熊から２年間待ってほしいと頼まれるのだが･･･。私たちの命が多くの命の犠牲の上に成り立っている。宮沢賢治の贖罪の気持ちが募った一作。
醜い鳥、よだかは誰からも嫌われていると思っていた。毎日生きるために多くの虫たちの命を奪う自分が嫌いで嫌いで仕方がなかった。生きることに絶望したよだかはある決意をするのだが・・。よだかは宮沢賢治自身かもしれないし、私自身かもしれない。生きるための醜悪さと美しい理想のギャップに苦しむ人間の性を託した童話。
宮沢賢治が生前刊行した詩集はた『春と修羅』だけだったが、賢治の死後、多くの文語詩、口語詩が、草野心平らによって発表された。宮沢賢治の詩にはここちよい、歌うようなリズムがある。同時にファンタジックでメルヘンチックな色彩も感じることだろう。童話とはまた異なる宮沢賢治の詩の世界をお楽しみください。
宮沢賢治の代表作で、ドラマや映画、アニメ化もされた『銀河鉄道の夜』。父の行方が分からず母が寝たきり、孤独な少年ジョパンニが、親友のカムパネルラと銀河鉄道に乗り込み、旅をする物語。全体に神秘的で雄荘でかつ幻想的な空気が流れており、読んでいる私たち自身が銀河鉄道で異次元世界へ飛ばされたような気がする。
何回か書き直された節があり、大きな設定変更も見て取れる。謎が多い作品でもある。
岩手県の鹿踊りに由来する童話。６頭の鹿がそれぞれ異なる歌を歌って踊る、穏やかなふんわりした感じの幻想的な作品。
宮沢賢治が生前、唯一、原稿料を得た作品。人間の子供たちとキツネの子供たちのふれあいを描く。
ある日、四郎とかん子が森で狐をからかう歌を歌っていると、キツネの子供、紺十郎が現れ、キツネはそんな悪い奴ばかりじゃないと力説する。紺十郎が差し出したキツネの団子をかん子は兎のクソだと言って食べようとしない。紺十郎は誤解を解こうと二人を子供だけのお祭り、幻燈会に招待する。楽しい時間を過ごす子供たちに、やがてキツネの女の子がキツネの団子を持ってくるのだが…。
常識や噂に左右されず、真実は自分の目で見、自分の手で触り、自分の身体で体験しないとわからない。「ほんとう」を見つける方法を教えてくれる童話（^^；
ちなみに下の２作は本作の前篇、後篇だと思ってもらって結構です。
。教科書にも掲載された『注文の多い料理店』。二人の金持ちの青年が猟をしに山に入る。話題は金ばかりの彼らだったが、道に迷って困ってしまい、やっと見つけた一軒のレストランを転がり込むのだが…。宮沢賢治の風刺とブラックユーモアが利いた名作童話。
猫も５人寄れば、いじめっ子が生まれ、いじめられっ子ができるようです。順調だった猫の事務所ですが、いじめが原因でついには…宮沢賢治、お得意の風刺童話。
