旧ブログより(2006年11月10日記入)
福岡は天神町にお猿さんが出没したそうどす
ウッキー!!
今年は各地で熊さんが出没しとります。
熊さんは猛獣やし、慌てて猟友会が出陣すんのも仕方ないんかもしれまへんが、
鴨川 三条川端あたりに群れをなすトンビを見ると、
人間が悪いんちゃうんか! と実感します。
さて、そんなこんなで本日ご紹介するのは、この商品どす
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障害を持ったニホンザル モズ 母の愛(DVD)
障害を持って生まれた地獄谷のニホンザルのモズ。
人間だって体に不自由を持って日々を生活するのは大変です。
野生のサルにとって、それは毎日が生命の危険にさらされることになります。
そんなモズが春、子猿モミジを生みます。
幸い、モミジは健康にすくすく育つのですが、
その成長の影には、なりふりかまわず娘を育てようとするモズの必死の子育てがありました。
最後のほうで、大きく成長したモミジが母を気遣う姿が画面に映ります。
人間ははたして彼らより優れているといえるのか、問いかけられているような作品です。
ナレーションは「まんが日本昔ばなし」の常田富士男氏。
芸術祭でも優秀作品賞を受賞した作品です。
動物のために人間が犠牲になるのも本末転倒な気もしますが、
人間の強欲のために、生き物たちを不幸に追い込み、
人間に迷惑をかけたといって、気軽に駆逐する、
そういう文化で育った人は
他の人間に対しても同じ論理を展開するのではないか、
そんな風に感じる今日この頃どす。