京都・岡崎の平安神宮では、毎年6月1日、2日に京都薪能が開催されています。
今年は京都市さん? or 京都市観光協会さんで、YouTube動画を作成され、アピールされているので、弊店ブログでもご紹介いたします。
というのは、実は弊店では、
2016年の『京都薪能ダイジェスト』のDVDを販売させて戴いています。
けっこう人気です!
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薪能(たきぎ-のう)とは、薪を燃やし篝火とし、その灯りの下で能や狂言を行う上演形式です。
夜の篝火と夢幻能の相性は抜群で、暗闇に浮かび上がるシテの優美な舞が美しいを超えた、ちょっというと残酷さや哀憐を帯びた隔絶した夢幻の世界に私たちを誘います。一旦、心が現実から切り離されてしまうと、反って己を客観的に見る眼が甦り、心を落ち着け、リフレッシュする効果があるようです。
一種の現実逃避なのかもしれません。
2025年度(令和7年)の開催予定を下記に記しておきます。
口下駄な私がくどくど書き連ねるより、本記事最下部のYouTube動画を見てくださるとどんなイベントかわかりよいと思います。
【 開催場所 】京都・平安神宮境内
【日時と演目】▷ 6月1日(日) 18:00開演(17:00開場) ▷ 6月2日(月) 18:00開演(17:00開場)
【 鑑賞代金 】当日券 5,000円(学生/前売/団体の割引あり)
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私の記憶です。値上がりしてるかもしれません
ちなみに京都薪能の長所と短所を挙げておきます。
《長所》
1.演者も演目もすばらしい。一流の演者で人気演目を味わえる。
2.観世流、金剛流、大蔵流、時には宝生流まで幅広い流派が楽しめる。
3.この内容でこの価格は安い、と思う。
《短所》
1.自由席なので運が悪いと、舞台が見えにくい。
2.失礼ながらノリで来たり、飽きてしまう人もいる。ブチブチ言い出すと正直邪魔。(→夢幻の境地に旅立てない)
3.雨が降ると、京都ロームシアターに会場が変更になり、薪能の醍醐味が味わえない。
京都薪能案内動画