上方落語 桂枝雀入門!CD+DVD

落語で語ってみた 笑いはともだち
落語で語ってみた

上方落語の人気者・桂枝雀を紹介したい。

関西では『笑いと云えば上方!』と仰る方も少なくないが、落語に関しては、江戸落語に軍配が上げる人も多いようだ。
いくつかの具体的な理由がある。
● 漫才や新喜劇(松竹,吉本)の人気が高く、才能が分散したこと。
● 寄席=小屋が圧倒的に東京の方が多いこと。

● 笑い中心の上方落語に比べ、江戸落語は人情噺や怪談など必ずしもオチに拘らない。→ 演目の幅が広い

また本来なら今現在、上方落語の中核を担うべき噺家たちが相次いで早世したことも重大な原因だろう。
米朝一門なら桂枝雀桂吉朝。三代目・春団治門下なら桂春蝶(初代)。林家一門では林家小染。笑福亭では松葉(七代目・松鶴)、松喬・・・。
小染以外は皆、師匠より先に逝ってしまっている。

そんな中でその死から20年以上たっても一向に人気が衰えないのが『桂枝雀』である。

枝雀師匠の落語は必ずしも聴きやすいとは思わない。
独特のイント-ネーションのうえ、非常に早口なので、人によっては聞き取りにくいこともある。
しかし顔芸や体全体で表現することも多く、外国人でも楽しめる落語とも云われる。
枝雀師匠の代名詞『爆笑落語』へのこだわりは群を抜いている。

『緊張と緩和』という表現が枝雀落語ではよく使われる。
場の雰囲気が緊張しているときに、ふっと場を和ませるとそこに笑いが生まれる」
という考え方で、長島平洋氏はじめ研究論文もあるようだ。
よく噺家さんがマクラで、すごく真剣な顔で聴いている観客に
「ここはそんな真剣な顔で聴かれるところではありません。
ダラ~ッとした顔でデレェ~として楽しんでください」

と云われるが、確かにそうしたほうが理に適ってそうだ。

さて前置きが長くなった。
店頭に来られるお客さんに、上方落語でいいのをすすめてほしいと時折云われる。
私自身は五代目の文枝師匠や、六代目・松鶴師匠の酒ネタ、鶴光師匠などが上方落語では好みだが、やはりいの一番には米朝師匠枝雀師匠をオススメするのが定番だ。

枝雀師匠では下記の商品をオススメすることが多い。

桂枝雀落語入門 -The 枝雀-(CD+DVD)

この作品の魅力は大きく4つ!
1.CDとDVDのセットなので、音声と映像、両方で枝雀落語が楽しめる。
2.収録演目『CD:宿替え&宿屋仇』『DVD:代書&寝床』すべてが枝雀師匠の十八番である。
3.DVDの2演目は詞章がついている
4,上記内容のわりに価格が安い!

「上方落語が好き!」という方は、米朝師匠の落語と共に掛け値なしのオススメです。
ぜひ一度お聴きください。