先日、地域連合会の集まりで、新しい住人や観光客の行動が話題になった。
一番問題視されていたのがタバコやゴミのポイ捨てだ。
家の近くでも若干火のついたタバコが捨てられ、あわや!というときがあった。
出席されてた区会議員さんが言うには、ポイ捨てしたのはネパール人で、新たに移り住まれた方らしい。
議員さん曰く、紙や看板も使って「道端に捨てないでほしい」と注意をすると、一生懸命、謝っていたという。
つまり彼はポイ捨てが悪い!ということを知らなかった。
観光被害と云うが、日本のルールを周知させる努力を日本人自身が怠っているのも原因の一つかもしれない。
第二次世界大戦後、世界の国境はほぼ民族と宗教で分けられるようになった。
日本はほぼ日本民族の国だし、イスラエルはユダヤ民族の国だ。
パキスタンはインド系イスラム教徒が中心だし、インドはインド系ヒンズー教徒が多い。
イランはシーア派イスラム教徒、イラクはスンニー派というように、
比較的、生活様式や価値観が等しいものが国家を形成するようになった。
その結果、うまく国家を創れなかった人々、クルド民族やビルマのロヒンギャなどが苦境に陥っているし、
ユーゴスラビアなどはカリスマ大統領のチトーが亡くなった途端に内戦が勃発し、分解してしまった。
京都にはこれからも多くの海外観光客が訪れ、京都に住み着く人も増えると思う。
その殆どは京都や日本が好きで一緒に暮らしたいと思っている人々だと思う。
私たちと同じように、できれば隣人とは笑顔で挨拶したいだろうし、嫌われてまで我を通したいという人は少ないだろう。
大切なことは違いを伝えること、
そして全てとは言わないまでも、ここは日本なのだからやはり日本のルールを尊重して戴くこと、
これをきちんとお話しすることだと思う。
そうでないと行き違いによる差別や偏見がどんどん増えていく気がする。
と重いことばかり書いてしまったが、こういう時に歌いたいのが
↓
We Are The World
『世界にひとつだけの花』も捨てがたいが、やはり捨てがたい名曲だ。弊店でもDVD+CDを取り扱っているが、マイケル・ジャクソン、ライオネル・リッチー、シンディ・ローパー、レイ・チャールズ、ボブ・ディラン、ジョン・オーツ、ビリー・ジョエル、ケニー・ロギンス、ベット・ミドラー、ポール・サイモン、ティナ・ターナー、そして、スティヴィー・ワンダー・・・みんなの笑顔がとってもいい。
この歌を聴くと「人間も捨てたもんじゃない!」と思う。
いい曲です!