時代劇&歴史ネタ

CD/DVD/BDなどの紹介

柳生一族の陰謀 -映画&TV時代劇

これは夢じゃ!夢じゃ夢じゃ!!夢でござぁるぅ!!!『千葉真一=柳生十兵衛三厳』のイメージを定着させたのが『柳生一族の陰謀』だ。私自身はテレビ版が好きだが、ここでは、萬屋錦之介の名台詞で衝撃的なラストを迎える映画版を紹介したい。この作品は兄・...
時代劇&歴史ネタ

藤沢周平『蝉しぐれ』TV時代劇

連ドラ時代劇がルーチン制作でマンネリ化する中、時代劇ファンや一般視聴者の人気を得たのが『原作のある時代劇』だった。池波正太郎の『鬼平犯科帳(中村吉右衛門)』や『剣客商売(藤田まこと)』、柴田錬三郎の『御家人斬九郎(渡辺謙)』などである(この...
ドラマ/映画を語ってみた。

《商品紹介》市川雷蔵『若親分シリーズ』

市川雷蔵の『若親分シリーズ』は、任侠映画大ブームの中、制作されました。市川雷蔵と勝新太郎がWエースだったこともあり、雷蔵の『若親分』、勝新の『兵隊やくざ』が誕生したようです。 ただ市川雷蔵の魅力は端正で折り目正しい品のよい佇まいや、殺陣の美...
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時代劇をつまらなくしたものは?

誤解を少し怖れつつ云うが、時代劇をつまらなくした『水戸黄門』だと思っている。正確にいうならば『水戸黄門』のような毎回同じあらすじの量産型テレビ時代劇。 当時、時代劇の放映時間は20時~と21時~。この時間帯、まだ外で働く若夫婦は会社から帰っ...
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忠臣蔵『南部坂 雪の別れ』を語ってみる

京都にも雪がちらほら降り始めている。北海道や北陸の方々のご苦労には比べられないが、それでもけっこう寒い。そのうえ『王将』の値上げ情報が入り、財布も寒く、心は冷え込むばかりだ。今日は音楽ネタをと思っていたのだが、雪にちなんで『忠臣蔵』の1シー...
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清水次郎長ってどんな人?

浪曲や映画で人気の『清水次郎長伝』。浪曲では、二代・広沢虎造の十八番とされます。映画ではマキノ雅弘監督が何度もメガホンをとり、テレビでは高橋英樹、松平健、竹脇無我などが主役を演じています。さて清水次郎長ですが、幕末に実在した人物です。清水を...
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忠臣蔵のあらましを語ってみた

コロナ前、ご来店された太秦映画村の方とひとしきり、時代劇噺をさせて戴いたことがある。『忠臣蔵』の銘々伝が映画にならないという話になると、近頃は『忠臣蔵』の本筋を知らない人も多く、銘々伝まで話を拡げると時間的にも内容的にもまとまらなくなるらし...
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石田三成と大谷刑部の熱き友情に乾杯!『関ヶ原』

旧ブログより(2005年09月11日記入)わかっていないといわれるかもしれない。秀吉死後の混乱~天下分け目の関ヶ原~石田三成の処刑までを、空前絶後の豪華キャストで描いた司馬遼太郎原作のこの大作。この作品の名場面はほかにもある。しかしあえて、...
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永倉新八の生き方

旧ブログより(2011年04月29日記入)NHK『真田太平記』を見てまして、滝川三九郎(滝川一益の孫。妻は真田信之、幸村の異母妹)に興味がでたんで、彼が主人公の小説『男の紋章(池波正太郎)』を購入したわけです。読んでると短編小説でして、パッ...
時代劇&歴史ネタ

次々と生まれる忠臣蔵ドラマの秘密

旧ブログより(2011年12月22日記入)昔ほどではないが、年末になると忠臣蔵が急に増える。古来、忠臣蔵の主人公というと、大石内蔵助が定番であった。少し、変わった所で堀部安兵衛=中山安兵衛というところであろうか。SMAPの木村拓哉が主演した...